「ミヤビックス編」と書きましたが、同業他社にお願いしたことはないので、このシリーズはこれで終わりですけどね(笑)。
ここ数年、海外通販等で簡単に海外SIMフリー端末が買えたり(日本国内での使用は技適の問題がありますが)、家電量販店でもSIMフリー端末が普通に買えるようになりました。
「ケータイ・スマホは携帯会社からしか買えない」という状況から、「携帯会社から買わなくても、スマホは買える」時代になりました。
しかも、SIMフリーの端末となると、日本で未発売のものも含めると、多くの種類のものが出ていますので、それら端末の液晶保護フィルムを手に入れようと思うと、無かったり、あっても種類が全く無いのが実情かと思います。
そんな中、液晶保護フィルムを製造・販売している老舗ミヤビックスからこんなツイートがあります。
マイナーな機種をお使いの皆様、数日端末お貸し頂けましたら保護シートを作成致します。保護シートを貼り付けてお戻し、保護シートは商品化致します。アリラン級にマイナーなものはご勘弁ください。詳細はいつでもDMください! #miyavix
— 株式会社ミヤビックス☆ビザビ事業部 (@visavis_miyavix) February 28, 2015
端末を貸してくれたら、液晶保護フィルムを作成し、貼り付けて返してくれるというじゃないですか。
もちろん、液晶保護フィルムは製品化して販売されるわけですが。
品質に関しては昔から定評のあるミヤビックスの液晶保護フィルムを自分の端末に作ってもらうためにということで、私が何回か貸してきた経験から、貸出から返却までをまとめて書いていきたいと思います。
これを見て安心して貸してくれる人が一人でも増えて、沢山の端末の液晶保護フィルムがよりてにはいるようになればと思います。
まず絶対にやってはいけないことを先に書きます。
「作成依頼もしないで、いきなり着払いとかでミヤビックス宛に送らない!」
こんな非常識な人はいないかと思いますが、作るかどうかはミヤビックスが判断することなのでやめましょう。
では、順番に依頼から。
1.液晶保護フィルムの作成依頼をする
ミヤビックスのTwitterアカウント@visavis_miyavix宛にダイレクトメッセージで「○○の機種の液晶保護フィルムは作成していただけないでしょうか」などで依頼してみてください。
「私はTwitterやってないんだ」という人は、問い合わせページがhttps://www.visavis.jp/shop/contact/ですので、ここから問い合わせるという手もあるかと思います。
急ぎの内容でもないので、電話はやめといた方がいいでしょう。
2.ミヤビックスからの返答を待つ
私の経験上1~2営業日以内に作成するかどうかの返答が来るかと思います。
聞いたところによると、アリラン級は駄目なのはもちろんのこと、古い端末はお断りされることがあります。
最近発売されたものについては、基本的にOKがもらえる傾向みたいですので、言うのはタダですので、液晶保護フィルムを作って欲しければ、ダメ元でやってみるのは手です。
なお、本当にダメ元でトイザらスで売っている「マナボード」の液晶保護フィルムの作成依頼をしてOKもらったときには、「本当にいいんですか?」と確認してしまいましたが(笑)。
3.端末を発送する
送付先の住所とかはミヤビックスから言われるかと思います(分からなくても、https://www.visavis.jp/help/legal/に書いていますが)。
指定の住所に端末を送ってください。
送るときの注意点ですが、私は以下のことは気をつけるようにしています。
・端末が起動するか外装破損がないか確認する。
・SIMカード、SDカードを抜き忘れていないか確認する。
・端末は工場出荷時に初期化する。
・バッテリーが外せるなら、バッテリーは外して梱包する。
・端末の電源は消してから梱包する。
・梱包は端末等がつぶれないようにきっちりと行う。
・トラブル時に保証がついた宅配便で送る(普通郵便等で送らない)。
・発送したら、発送した旨の連絡を念のためする(TwitterのDMなどで)。
当たり前のことばかりですが、たまに抜ける場合がありますので、念のため。
初めて送る方は、自分の名前(もちろん本名)と住所をあらかじめ伝えておいた方が良いかもしれません。
端末が入っている荷物かどうかの判断がミヤビックスができるかなと思いますので。
くれぐれもふざけて、送り主の欄に「四条貴音」とか書いて送らないように(笑)。
4.製作されるのを待つ
最近は本当に1週間くらいで作成・販売されるようになってます。
2週間音沙汰も発売もされていないようでしたら、郵送トラブルが発生した可能性がありますので、ミヤビックスに問い合わせるなり、宅配便会社に問い合わせるして確認しましょう。
私はこんな状態になったことないですが。
5.発送連絡
液晶保護フィルムが完成して、端末に貼り付けて、ミヤビックスから発送されたら、TwitterであればDMで発送した旨の連絡があります。
…、まあ、たまに無いこともありますが。
連絡があったら、数日以内に自分の手元に届きます。
連絡が無くても、ミヤビックスの新製品に自分の貸した端末の液晶保護フィルムが出ていたら、数日以内に戻ってきます。
6.端末到着
ということで、連絡もしくは端末発売後数日後に端末が液晶保護フィルムが貼られて戻ってきます。
もちろん、宅配便で送ってくれます。
自社で通販やっているので、端末が壊れないように梱包は丁寧ですし、端末も液晶保護フィルムが貼られている以外は、ちゃんと元通りに箱に入れて送っていただけます。
ここが安心して貸せると思う所です。
もし、万が一それでも壊れていたら、宅配業者に問題があると思いますので、宅配会社に問い合わせてください。
私は一度も壊れて届いたことがありません。
また、運がよければ、予備として、作成した端末の液晶保護フィルムを1枚付けもらえます。
これで、汚したり、もう一台買っても、安心です。
製作依頼から端末到着まではこんな感じです。
ずらずらと書きましたが、人としての普通の対応をしていけばいいだけ何ですが。
客だからなんでも言うこと聞けという態度ではなく、「端末を貸しますので、液晶保護フィルムを作って、貼り付けて送り返してくれたら嬉しいなぁ」くらいの気持ちでお願いすればいいのかなと思います。
貸した私たちと、液晶保護フィルム製作・販売会社のミヤビックスとお互いにWin-Winな関係になればなぁとは思うのですが、私の依頼した端末で本当に商売になってるのかなぁ…。
「ミヤビックスから貸した端末届きました」の報告はよく聞きますが、貸出依頼してから、返却までどういうながれなのか詳しく書いている方はいらっしゃらなかったので、書いてみました。
参考になればと思います。